| この記事のポイント |
|---|
|
洗濯槽の中でゴキブリを見つけ、そのまま洗濯機の下へ逃げられて、「どこから入ったの?洗濯物は大丈夫?」と焦っていませんか。
洗濯機のゴキブリの多くは侵入経路として排水口とホースの接続部の隙間や、排水トラップの不具合を通って入ってきます。退治と洗い直し、排水口まわりの点検をすれば、再発はかなり抑えられます。
この記事は、害虫駆除レスキューセンターで多く寄せられるご相談に向き合う立場から書いています。以下を順に整理しています。
- 洗濯槽の中や下に逃げたときの対処
- 一緒に回した洗濯物の洗い直し
- 封水切れの見分け方
- 100均の道具での隙間ふさぎ
- 業者の費用相場
洗濯機でゴキブリを見つけたとき最初にやることは?
洗濯機でゴキブリを見つけたら、まず洗濯機を傷めない方法で目の前の1匹を退治します。次に触れた可能性のある洗濯物と洗濯槽を洗い直し、最後に洗濯機まわりで増えていないかを確かめます。
状況に合うものから、以下で解説します。
洗濯槽の中にゴキブリがいたときの退治方法
洗濯槽の中にゴキブリがいたら、すぐにふたを閉めて逃げ場をなくします。そのうえで、殺虫成分を含まない冷却スプレーで動きを止めて取り出しましょう。
冷却スプレーが手元になければ、食器用洗剤を少し溶かした水をかける方法でも対応できます。
洗濯槽への殺虫スプレーの直接噴射はおすすめしません。洗濯槽やゴムパッキンに薬剤が残ると、次に洗う衣類に付くおそれがあるからです。
小さな子どもの肌着やタオルを洗う家庭なら、なおさら避けたい方法です。
動かなくなったゴキブリは、ティッシュで包んでポリ袋に入れ、口を縛って捨てます。叩きつぶすのは避けましょう。
メスが卵鞘(卵が詰まったカプセル状のさや)を抱えていると、つぶした拍子に槽のすき間へ落ちるおそれがあります。最後に洗濯槽を空の状態ですすぎ運転しておくと残った汚れを流せます。
洗濯機の下や裏にゴキブリが逃げ込んだときの対処法
洗濯機の下や裏にゴキブリが逃げ込んだら、洗濯機は動かさずに、隙間の外から追い出すか出てくるのを待ちます。重い洗濯機を無理に傾けると、排水ホースが外れて床が水浸しになることがあるからです。
洗濯パンと洗濯機の間の隙間に、ノズル付きの殺虫スプレーを短く噴きつけると、ゴキブリが外へ走り出てきます。出てきたところを冷却スプレーで止めてください。
ノズルは洗濯機の底の奥や操作部に向けず、床すれすれに差し込むのがコツです。
その場で見失ったら、次のものを置いて待ちます。
- 洗濯パンの隅に置く粘着トラップ
- 洗濯機の裏の壁際に置くベイト剤
- 脱衣所のドア下をふさぐすきまテープ
今夜は脱衣所のドアを閉めて休み、翌朝トラップを確認すれば十分でしょう。
ゴキブリと一緒に洗濯機を回してしまったときの洗濯物と洗濯槽の洗い直し
ゴキブリと一緒に洗濯機を回してしまっても、洗濯物を捨てる必要はほとんどありません。以下の要領で死骸を取り除いて洗濯物をもう一度洗い、洗濯槽を槽洗浄すれば、ふだん通り使えます。
- 死骸と破片を取り除く
- 糸くずフィルターを洗う
- 洗濯物をもう一度洗う
- 乾燥機か日光でしっかり乾かす
- 空の洗濯槽を槽洗浄コースで洗う
ただし、乳幼児の肌着や口に触れるタオルは、ほかの衣類と分けて洗うと安心です。
槽洗浄には、塩素系の洗濯槽クリーナーが使えます。使い方や槽洗浄コースの有無は機種によって違うため、取扱説明書を確かめてから進めてください。
洗濯機まわりでゴキブリが繁殖しているか見分けるサイン
洗濯機まわりで繁殖しているかは、以下が見つかるかどうかで判断します。
洗濯槽の中は水と振動に繰り返しさらされるため、ゴキブリが住みつく場所にはなりにくいでしょう。
注意したいのは、洗濯機の下と洗濯パンの隅です。懐中電灯で、洗濯パンの四隅、排水口のまわり、洗濯機の裏の壁際を照らしてみてください。
夜に大きな成虫を1匹見ただけで、ほかにサインがなければ、外から入ってきた個体の可能性が高いといえます。反対に幼虫を見かけたら、近くで増えている合図です。
見つけたサインは写真に残しておきましょう。害虫駆除レスキューセンターでは、LINEで写真を送っていただくと、繁殖の可能性や必要な対策を一緒に考えられます。
洗濯機のゴキブリはどこから入ってくる?
洗濯機のゴキブリは、主に以下に挙げるような排水口まわりの隙間から入り、洗濯機の下の暗い場所に居つきます。
- 排水口とホースの接続部の隙間
- 排水トラップの部品外れと封水切れ
- 洗濯パンの下と洗濯機の裏
- 浴室や洗面台の配管まわり
- 屋外に置いた洗濯機
ご自宅の設置状況に近いものから、以下で確認してみてください。
洗濯機の排水口と排水ホースの接続部にできる隙間
洗濯機のゴキブリの侵入経路として最初に疑いたいのが、排水口と排水ホースの接続部です。ホースの差し込みが浅かったり、防臭キャップが劣化していたりすると、排水管とつながる隙間が生まれます。
脱衣所のゴキブリのご相談で洗濯機置き場を見ると、この接続部に隙間が残っているケースに何度も出会ってきました。とくに多いのが、引っ越しで洗濯機を付け直したあとです。
排水口にホースを差し込んだだけの状態になっていることがよくあります。確認するときは、給水栓を閉めて電源プラグを抜いてから、洗濯機の横からのぞき込みます。
洗濯機の排水トラップの部品外れや封水切れ
排水トラップの部品が外れていたり、封水が切れていたりすると、排水口は下水管と直接つながった状態になります。封水とは、臭いや害虫を防ぐためにトラップの中にたまった水のことです。
封水が切れる主なきっかけは、次の3つです。
- 掃除のあとの部品の戻し忘れ
- 部品の付け間違い
- 長い留守による水の蒸発
見分けるサインは、洗濯機置き場に漂う下水のようなにおいです。においが上がってくる状態なら、ゴキブリが通れる道も開いていると考えてください。
排水口とゴキブリの関係は「排水口からゴキブリは上がってこれる?封水の仕組みと侵入経路から止める対策手順を解説!」でも詳しく紹介しています。
洗濯パンの下や洗濯機の裏の暗い隙間にゴキブリが潜む理由
洗濯パンの下や洗濯機の裏は、侵入口というより、ゴキブリが居つく隠れ場所になりやすい場所です。ゴキブリが好む以下条件が、手の届かない狭い空間にそろっているからです。
- 洗剤かすや糸くず
- 髪の毛や皮脂汚れ
- 排水口のぬめり
- 運転後に残る湿気
ゴキブリには、フンに含まれる集合フェロモンで仲間を呼び寄せる習性もあります。一度フンで汚れた隙間には、掃除しない限りほかの個体も集まり続けます。
浴室や洗面台の配管まわりから脱衣所へ移動するルート
洗濯機まわりを対策してもゴキブリが出るなら、浴室や洗面台の配管まわりから脱衣所へ移ってきている可能性があります。脱衣所は、浴室、洗面台、洗濯機置き場という水まわりが一か所に集まった場所だからです。
洗面台の下の収納を開けて、配管のまわりに穴が残っていないか懐中電灯で照らしてみてください。床材と配管の間に指が入るほどの隙間があれば、そこが通り道になっています。
ベランダや屋外に置いた洗濯機にゴキブリが入り込むルート
ベランダや屋外に置いた洗濯機では、本体の底の開口部や排水ホースの口からゴキブリが入り込みます。屋外は植え込みや落ち葉が近く、ゴキブリがまわりにいる前提で考える必要があるからです。
夜にベランダの照明をつけたまま洗濯すると、光に寄ってきた個体が洗濯機に近づくことになります。
外置きの洗濯機は室内の洗濯機よりゴキブリ対策の難しさが一段上がると、現場で感じます。屋外をゴキブリのいない場所にはできないため、洗濯機本体に入れないことに対策を絞るのが現実的です。
関連記事:「洗濯機を外置きするとゴキブリの温床に?駆除方法や効果的な予防方法を徹底解説」
洗濯機のゴキブリ侵入を自分で防ぐにはどうすればいい?
洗濯機のゴキブリ侵入は以下に挙げる対策を組み合わせると防げます。
- 排水口とホースの隙間ふさぎ
- 排水トラップの掃除と封水の維持
- ベイト剤とかさ上げ台の活用
- 熱湯や殺虫剤を使うときの注意
- 寄せつけない脱衣所の使い方
排水口カバーを付ければ完全に防げると思われがちですが、カバーだけでは接続部の隙間や洗濯機の下の個体に対応できません。それぞれの具体的な方法を以下で解説します。
洗濯機の排水口とホースの隙間をふさぐ
排水口とホースの隙間は、隙間の形に合った道具でふさぐと長持ちします。多くの道具は、100円ショップやホームセンターで数百円から揃います。
| ふさぐ場所 | 使う道具 |
|---|---|
| ホースと排水口の差し込み口 | 防臭キャップ |
| 排水口の目皿の上 | 排水口カバー |
| 接続部のわずかな隙間 | アルミテープ |
| 床と配管の間の穴 | すきまパテ |
排水口を完全にふさぐと、排水があふれて水漏れにつながります。排水の通り道は残し、隙間だけを埋めてください。
マスキングテープは水に弱くはがれやすいため、湿気の多い接続部には向きません。賃貸なら、退去時に元に戻せるはがせるタイプのパテを選ぶと安心です。
洗濯機の排水トラップを掃除して封水を保つ
排水トラップは、部品を外してぬめりを落とし、元どおりに組み直すことで封水を保てます。掃除の頻度は、お使いの洗濯機パンや洗濯機の取扱説明書に合わせてください。
- 給水栓を閉めて電源プラグを抜く
- 排水ホースを排水口から外す
- 部品の並びをスマートフォンで撮る
- 目皿や封水筒を順に外す
- 中性洗剤とブラシで洗う
- 写真どおりに組み直す
- 水を流して封水を戻す
歯ブラシやスポンジに中性洗剤を付けて洗いましょう。
いちばん起こりやすい失敗は、部品の戻し忘れです。撮っておいた写真があれば、組み直すときに迷いません。
旅行や帰省でしばらく家を空けたあとは、コップ1杯の水を排水口に注いで封水を戻しておきましょう。
洗濯機まわりにベイト剤を置く
ベイト剤(毒エサ)は以下の場所に置くと効果を発揮します。ゴキブリは部屋の真ん中を横切らず、壁のへりに沿って移動するからです。
- 洗濯パンの四隅
- 洗濯機の裏の壁際
- 洗面台下の収納の奥
- 脱衣所のドアの近く
横浜市は、幼児の誤飲や誤食を防ぐため、配置場所と保管場所に十分注意するよう呼びかけています。
かさ上げ台を置く
洗濯機のかさ上げ台を、ゴキブリ対策の決め手として紹介する記事は少なくありません。けれど、かさ上げ台が侵入そのものを止めるとは、私は考えていません。
本当の効果は、洗濯機の下に空間ができて掃除しやすくなり、ベイト剤も置きやすくなる点にあります。洗濯機の下をこまめに掃除する習慣がある家庭なら、かさ上げ台は再発防止の心強い味方になります。
設置には洗濯機を持ち上げる作業が伴うため、1人で行わないでください。
洗濯機のゴキブリ対策で熱湯は使わない
熱湯を流せば排水口の奥のゴキブリを退治できる、と考える方もいますが、洗濯機のゴキブリ対策で排水口に熱湯を流すのはやめてください。
熱湯は、トラップや洗濯パンの部品を傷める原因になります。部品が変形すれば、かえって新しい隙間を生みかねません。
洗濯機にゴキブリを寄せつけない脱衣所の使い方
洗濯機にゴキブリを寄せつけないためには、洗濯機を濡れたまま、汚れたままにしない使い方が効果的です。どれもお金をかけずに今日から始められます。
- 濡れた洗濯物の入れっぱなしを避ける
- 洗濯前の衣類を洗濯槽にためない
- 糸くずフィルターをこまめに洗う
- 段ボールや洗剤の箱を床に置かない
- 洗濯パンの隅のホコリを取る
迷いやすいのが、洗濯機のふたを開けておくか閉めておくかです。運転後の数時間はふたを開けて洗濯槽を乾かし、夜寝る前に閉めると、湿気対策と侵入防止を両立できます。
洗濯前の衣類には、汗や皮脂が付いています。洗濯槽を脱衣カゴ代わりにすると、湿った汚れ物が暗い槽内に長く置かれたままになります。
脱衣カゴを別に用意し、洗濯物はためすぎないうちに洗いましょう。
洗濯機のゴキブリ駆除を業者に頼んだほうがいいのはどんなとき?
自分で対策しても洗濯機まわりのゴキブリが減らないときや、洗濯機を動かさないと原因を確かめられないときは、業者への相談を考えるタイミングです。
判断に迷ったときの目安として、以下を参考にしてください。
洗濯機まわりのゴキブリで業者への相談を考えたい4つのサイン
次の4つのうち一つでも当てはまれば、洗濯機まわりのゴキブリについて業者に相談してよい段階です。
- フンや幼虫など繁殖のサインがある
- 対策して2週間以内にまた出る
- 小さな茶色いチャバネゴキブリを見る
- 洗濯機の下を自分で確認できない
2週間という目安は、薬剤が効きにくい卵から幼虫がかえってくる時期と重なります。退治したつもりでも、洗濯機の下で次の世代が育っているかもしれません。
チャバネゴキブリは世代交代が速く、幼虫はおよそ2〜3か月で成虫になります。同じ系統の薬剤を使い続けると、効きにくい個体が生き残ることもあります。
害虫駆除レスキューセンターは、チャバネゴキブリの駆除にも対応しています。年中無休・24時間受付なので、「業者に頼むほどかな」と迷う段階でもLINEから洗濯機まわりの写真を送ってご相談ください。
洗濯機を動かす作業や排水口の修理を自分でしないほうがいいケース
洗濯機を動かす作業と、排水トラップの部品交換や修理は、自分でしないほうが安全です。洗濯機は重く、傾けた拍子に排水ホースや給水ホースが外れて水漏れを起こすことがあるからです。
腰を痛めたり床を傷めたりすれば、ゴキブリより大きな困りごとになります。
害虫駆除レスキューセンターでは、作業後に現場を一緒に確認し、実施した内容と今後気をつけたい点をお伝えしています。侵入経路の心当たりも、そのときに一緒に整理できます。
害虫駆除レスキューセンターが洗濯機まわりのゴキブリ駆除でできること
害虫駆除レスキューセンターは、脱衣所でゴキブリを見つけて眠れない夜にも、すぐ相談できる体制を整えています。受付から作業、お支払いまでの流れがシンプルなので、はじめて業者に頼む方でも迷いません。
- 最短25分での駆けつけ
- 年中無休・24時間の受付
- 出張見積もり無料
- LINEでの写真相談
- カードやPayPayでの支払い
作業では、小さな子どもがいる家庭でも安心できる駆除方法を選び、薬剤のにおいが残らないよう配慮しています。万一に備えて第三者賠償責任保険にも加入しており、お客さま満足度は97.8%です(自社アンケートによる数値)。
自宅向けゴキブリ駆除は、全国一律3,300円からです。最低料金のため総額は状況によって変わりますが、出張見積もりは無料で、見積もり以外の費用はかかりません。
運営は株式会社IDEALで、顧問弁護士に弁護士法人フォーカスクライドを迎えています。会社の情報を公開したうえでサービスを提供していますので、洗濯機のゴキブリで困ったときは気軽に声をかけてください。
まとめ
目の前のゴキブリを冷却スプレーなど洗濯機を傷めない方法で退治し、触れたかもしれない洗濯物を洗い直してください。
洗濯機の下に逃げられたら、無理に動かさず、粘着トラップとベイト剤を置いて脱衣所のドアを閉めておきましょう。
明るい時間に、給水栓を閉めて電源プラグを抜き、排水口とホースの接続部をのぞいてみてください。
下水のにおいがすれば、排水トラップの部品と封水も点検します。
隙間は防臭キャップやアルミテープでふさぎ、賃貸で部品が割れていたら管理会社へ写真付きで連絡します。
2週間以内にまた出る、幼虫を見かけるといったときは、プロに相談するタイミングです。
害虫駆除レスキューセンターは最短25分で駆けつけ、出張見積もりも無料です。まずはLINEで洗濯機まわりの写真を送るところから始めてみてください。
よくある質問
洗濯機の中にゴキブリがいたら殺虫スプレーを使ってもいいですか?
洗濯槽への殺虫スプレーは避け、次の方法で退治するのがおすすめです。
- 殺虫成分のない冷却スプレー
- 食器用洗剤を少し溶かした水
- 退治後の空のすすぎ運転
洗濯槽やゴムパッキンに薬剤が残ると、次に洗う衣類に付くおそれがあります。
洗濯機のゴキブリはどこから入ってくるのですか?
主な侵入経路は、排水口まわりです。
- 排水口とホースの接続部の隙間
- 排水トラップの部品外れ
- 留守中の封水切れ
- 浴室や洗面台の配管まわり
洗濯機置き場で下水のにおいがするなら、封水が切れているサインです。
100均の排水口カバーだけで洗濯機のゴキブリは防げますか?
排水口カバーだけでは十分に防げません。次の対策を組み合わせてください。
- 接続部の隙間を防臭キャップでふさぐ
- 排水トラップを掃除して封水を保つ
- 洗濯機の裏にベイト剤を置く
排水口を完全にふさぐと水があふれるため、排水の通り道は残しておきます。
賃貸で洗濯機の排水口が原因のときゴキブリ駆除の費用は誰が払うのですか?
排水トラップの部品の割れなど設備が原因なら、修理は貸主側に相談できる余地があります。一方で、室内の駆除費用の負担は、契約の特約や発生の原因によって変わります。まず管理会社に写真付きで連絡し、依頼前に費用負担を確かめましょう。害虫駆除レスキューセンターは出張見積もりが無料なので、管理会社に伝える金額を前もって把握できます。
